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企業家とエンジェル

アメリカでは企業家に投資するエンジェルが存在


アメリカでは企業家が経営資金を得る手段として、多く方法が選択できる環境があります。企業家は資金調達手段として、銀行などの金融機関からの借り入れや株式の公開といった日本にもある方法が用意されています。しかし、金融機関からの借り入れや株式の公開というのは、起業したばかりの企業では困難な状況が存在します。それにも関わらず、アメリカでは年間に多くの企業家が誕生している事実があります。

起業をしたいと考える経営者が多い理由としては、日本にはないエンジェルが企業に積極的に投資をすることで資金調達ができる環境があることが挙げられます。エンジェルとは、主に資産を多く持つ個人投資家です。有力なベンチャー企業に投資をすることで、将来、株式を公開した時などに大きな見返りを得ようとしています。エンジェルは自らのネットワークを駆使して多くの企業家と会って有望なビジネスと判断した場合には、すぐに投資を決めることもあります。

ベンチャー企業の経営者としては、エンジェルによって経営資金を直接、得ることができるメリットが生まれています。アメリカではエンジェルとベンチャー企業との直接金融が成り立っているために、若者などが起業しやすい環境が築けています。とくにカルフォルニアのシリコンバレーでは、このエンジェルとベンチャー企業とのマッチングが積極的に行われている地区となっています。シリコンバレーでは、ITやバイオなどの新しい技術を持った企業が日々誕生しています。

そうした新しい企業には多くのエンジェルが接触し、良い投資機会がないかどうかをいつも窺がっている状況が存在しています。シリコンバレーのIT企業の中には、むかしはベンチャー企業であっても今では世界的に有名な大企業になっているところが現れています。今、大企業になっているところにかつて投資をした人はケタ違いのリターンを手にすることが実現できています。

その結果してエンジェルは、大きく育つようなベンチャー企業を発掘する夢が広がっている環境が生まれています。シリコンバレーでは起業家と投資家との間に架け橋が保たれていることで、企業が次々と起こる高サイクルが継続するようになっています。
ベンチャー企業への投資においては上手くいかない企業も多数出てくることになりますが、稀に大きく化けるような企業も出現しています。そうして生まれた大企業が経済を新たに引っ張っていくことに繋がっているのが、アメリカ経済の強さだと言えます。

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